書籍・論文抜刷頌布のご案内(2008年版)
下記の書籍・論文抜き刷りをお頌ちします。「申し込み方法」記載の要領にて、私宛にご連絡ください。代金は、現物が到着してからお送りください。送料は、代金とともに実費を(切手などで)よろしくお願いします。
竹内実 (2008.10.6記)
◆単行本 著者特別販売
◆論文抜刷
◆申し込み方法
◆単行本 著者特別販売
イ
書 名:北京(世界の都市の物語)
刊 行:文藝春秋,1992年2月
解 説:安野光雅装丁; 色刷の口絵が数点入っています。手もとには数冊しか残っていません。
定価:2000円 → 特価:1000円
ロ
書 名:北京
刊 行:文藝春秋,1999年6月
解 説:上記の『北京』を文庫にしたもので、若干のミスを訂正してあります。上記と同じく絶版で10冊くらいしか手もとに残っていません。
定価:638円 + 税 → 特価:600円
ハ
書 名:周樹人の役人生活:五四と魯迅・その一側面
刊行年:同朋舎,1985年1月
解 説:これは『五四運動の研究』と題する共著のなかの一篇ですが、出版にさいして、分冊にすることをわたしが主張して、このとき分冊を函に入れて分売されたものです。実地に歩いて、紹興会館とか、教育部などを確認しました。しかし魯迅を「役人」の角度からとりあげるのは、たぶん魯迅研究者にとっては、あまり興味を引かなかったのでしょう。吉田富夫先生の論文も分冊になっていますが、吉田先生を激賞した書評は、わたしの分冊には目もくれませんでした。
いま考えると、魯迅の「日記」をくわしく当たればよかった。
魯迅の給料を調べようと思って、そこで休んでしまったのが残念ですが、東京帝国大学を辞めて、朝日新聞の専属になった夏目漱石が朝日新聞から月給200円の約束でした。魯迅の給料がほぼこれと同じ水準なのがわかって、そのことも書き込むつもりだったのですが、たぶん書いていません。
その後、呉海勇『時為公務員的魯迅』(広西師範大学出版, 2005年8月)がでて、なかなか的(まと)を射た筆致で感心しました。
これは10冊くらい残っていて、『東洋学報』に掲載したこの続きも2冊あります。こちらも必要でしたら、その旨記してください。
定価:非売品なので定価ナシ → 特価:1000円
ニ
書 名:中国 歴史の旅 (朝日選書)
刊 行:朝日新聞社,1998年10月
解 説:これはまだ出版元にも在庫があると思いますので、あまり安くできません。書店(小売店)にも気をつかうべきでしょう。黄河流域の歴史的古都を旅したものです。続編として『中国長江 歴史の旅』(2003年2月)も出しましたが、これは書店にてお求めください(定価1400円 + 税)。紹興の魯迅の生まれた家の見取り図を挿し絵でいれています。
定価:1600円 + 税 → 特価:1500円
ホ
書 名:毛沢東の読書生活
著 者:逢先知(パン シェンチ)
翻 訳:竹内実・淺野純一
刊 行:サイマル出版界,1998年2月
解 説:最後の2冊が残るのみで、読みやすいのは淺野先生の訳筆のおかげです。
定価:2,100円 → 特価:1,000円
◆論文抜刷
論文などの抜き刷りが若干あります。非売品なので、無代進呈。
イ
標 題:転換期の中国(序文)
所 収:『転換期の中国』(1988.03)
ロ
標 題:左翼作家連盟の成立
ハ
標 題:魯迅の短刀について
ニ
標 題:魯迅、徐懋庸宛の手紙
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◆申し込み方法
(1)郵便のばあい:
〒606-8103
京都市左京区高野西開町34-1, 高野第一住宅1-203
(2)電話の場合:
(075)-721-1735
(3)FAXのばあい:
電話番号とおなじ。原稿をセットし、電話番号をまわし、電話がかかったらすぐスタートボタンを押してください。電話の呼び出し音を鳴らさず、すぐ押してください。
2008.10.10公開
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