＜零八憲章＞から中国共産党第一八回大会へ

　　──歴史的経験から教訓を汲み取るに当たって中共の思考モデルを考える

１）＜零八憲章＞に対する中共の反応

２）"ジャスミン革命"期間における狂気の弾圧

３）中共の思考モデルの回顧

　 A.蘇共二〇回大会とフルシチョフの反スターリン報告

　 B.東欧激変に対して

　 C.六四事件に対して

４）王立軍、薄煕来事件に対する反応

５）中共一八回大会の初歩的予測

６）分析と結論

略歴

　1947年　中国四川省成都市生まれ

　1977年　四川師範大学数学科入学

　1979年　中国社会科学院大学院入学(哲学博士）

　1986〜1988年　オックスフォード大学訪問研究員（Michael Dummettに師事）

　2010年　「劉暁波ノーベル平和賞受賞に関する声明」発議

　2012年　日本・北海道大学で集中講義を担当

主要著書

『「哥白尼式」的革命』(上海三聯出版社　1994年）
『羅素』（香港中華書局,1994年）
『精神生成語言』(四川人民出版社,1997年）
『告別20世紀』(山東教育出版社,1999年）
『驀然回首』（河南人民出版社,1999年）
『自由的言説』（長春出版社,1999年）
『形形色色的造反』(香港中文大学出版社,1999年）
『直面歴史』（中国文聯出版社,2000年）
『人文立場』（中国青年出版社,2008年）
『重読自由主義及其他』(河南大学出版社,2008年）
編著『遭遇警察』(香港開放出版社,2012年）
ほか多数。